CMOSアナログ

カレントミラー

CMOSカレントミラーの構成まとめ

前回(CMOSカレントミラーの基本)はカレントミラーの基本原理について書きました。実際の応用では必要な電流精度に応じてカスコードカレントミラー構成を用います。また、カスコードカレントミラーにしても幾つかのアーキテクチャがあります。ここでは...
カレントミラー

CMOSカレントミラーの基本

CMOSカレントミラーの基本原理について説明します。実際にどのようなアーキテクチャがあるかについては、CMOSカレントミラーの構成まとめにまとめていますのでこちらもあわせて見てみてください。 概要 アナログ回路では...
Tx Driver

Tx Driver構成まとめ(CML、LVDS、VML)

高速通信では差動シリアル通信が一般的であり、以下の図に示すように主にトランスミッター(Tx Driver)、伝送線路、レシーバー、送受信側の終端抵抗から構成されます。 Tx Driverのアーキテクチャの代表的なものとしては...
CMOSアナログ

アクティブインダクタ(active inductor)とは

アクティブインダクタ(active inductor)は能動素子(active component)であるMOSFETを用いてインダクタのような特性を実現するMOSFETの構成です。 インダクタという言葉の通り、周波数に比例して抵抗...
V-to-I

V-to-I (Voltage to Current Converter)について

VtoIは入力のアナログ電圧信号を電流信号に変換します。変換すると言っても何でもいいわけではなく、その際に重要になるのが線形性です。つまり、理想的には比例定数$R$として$IR=V$が成り立つよう変換します。 VtoIの用途としては...
CMOSアナログ

BGR (Bandgap Reference)回路の構成まとめ

基本的なバイアス回路であるBGRですが、その回路構成は代表的なものが幾つかあります。ここでは、それぞれの特徴や用途をまとめておきたいと思います。 なお、どの回路構成でも基本的なコンセプトは一緒です。これに関してはBGR回路の原理に記...
CMOSアナログ

レベルシフト回路の動作原理

ひとくちにレベルシフト回路といっても様々な構成があるようですが、本頁ではレベルシフト回路の構成まとめで記載した構成のうちデジタル信号のレベルシフト回路についてその動作原理を説明します。 レベルシフト回路(プルアップ抵抗) 集積...
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BGR回路(Bandgap Reference)の原理

BGR(Bandgap Reference)は電源電圧、温度、プロセスに依存しない絶対的な基準電圧(あるいは電流)を生成する回路です。その基準電圧は電源回路やコンパレータのリファレンスに使われ、基準電流はアンプやバッファなどの様々なアナロ...
CMOSアナログ

レベルシフト回路(レベルシフター)の構成まとめ

レベルシフト回路とは入力信号と同じ波形で、異なるDC電圧値を出力する回路です。デジタル領域から入力された低電圧デジタル信号をアナログ領域の電圧に変換したり、アナログ電圧を動作点調整のために少しシフトさせたりすることができます。 デジ...
CMOSアナログ

バイアス回路の構成まとめ

基準となる電流・電圧を作成するための幾つかのバイアス回路の特徴をまとめます。バイアス回路を選ぶ際の参考になればと思います。BGRやConstant-gm回路が基本だと思いますが、要求される精度や用途次第では抵抗分圧を使用する場合もあります...
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